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今日のNY見通し

オリックスタイムズwebコンテンツ 今日のNY見通し コンテンツ提供:株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ

金融セクターに何があったのか?!(3月12日)

 S&P金融セクターが10連騰した。手元にある1990年以降の資料では9連騰は何回かあるが、10日続伸は初めて。10日のCNBCでは名物アナリスト兼キャスターのジ・クレイマーも金融セクターを推奨している。
 直近では米株式相場は2月8日を底に上昇。金融セクターもここから変化が始まった。昨年末から2月8日までのパフォーマンスは10セクターのなか中位程度だったが、2月8日以降は14%超(11日時点)上昇し、最もアウトパフォームしている。

 例えば、昨年暮れにヘッジファンドのソロスファンドやポールソンがシティなどの金融株を購入していたのが明らかになったほか、最近も著名ファンドマネージャーであるブルース・バーコウィッツ氏の買いが明らかになっている。
 業績見通しが明るくなりバリエーションが低下。その結果、投機マネーとリアルマネーが混入したようだ。
 今晩は小売売上高やミシガン大学消費者信頼感指数などの経済指標が発表される。ダウ平均はテクニカル要因により上値が抑えられた状態だが、金融セクターは11連騰となるか。

 11日のNY株式相場は続伸。大手金融機関CEOの発言を受け、金融セクターが10連騰と相場をけん引した。終値はダウ平均が前日比44.51ドル高の10611.84ドル。
 米新規失業保険申請件数の予想より弱い結果を受け、ダウ平均は売りが先行した。また中国の金融引き締めペースが強まるとの観測が重しとなる場面も見られた。しかし、バンカメCEOやシティCEOの前向きな発言を受け終盤にかけて楽観的なムードが広がり金融セクターが10連騰し、指数を主導した。
 NASDAQは前日比9.51ポイント高の2368.46ポイント、S&P500は同4.63ポイント高の1150.24ポイントで終了。両指数とも終値ベースで昨年来高値を更新した。

 個別では5年ぶりの大型キャンペーンを展開するヒューレット・パッカードと、バンカメが目標株価を引き上げたボーイングは小幅高。一方、CEOの発言を好感し、シティが5.6%高となった。

※米国市場決算発表予定(一部欧州含む)

企業名      期  EPS($)予想 発表時間				
12 (金)
なし

  • 米国主要経済指標発表予定
時刻      期間  市場予想   発表  前回 
12 (金)
22:30 小売売上高 2月 -0.2% --- 0.5%
22:30 小売売上高(除自動車) 2月 0.1% --- 0.6%
23:55 ミシガン大学消費者信頼感指数 3月 P 74.0 --- 73.6 13 (土)
00:00 企業在庫 1月 0.1% --- -0.2%
  • 記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
  • 四半期EPSは市場予測平均値 単位:ドル
  • BMOは通常取引開始前、AMCは通常取引終了後
  • Aは速報、Pは暫定値、Fは確報値
  • 時間は日本時間

情報提供:株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ

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